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こんにちは!FXで壮大に失敗した過去を持つ馬男(@umaoshinmai)です!
僕は2006年頃から兄の影響でFXでお小遣いを稼いでやろうと考えて始めました。
そして大きな失敗をして、そして今があります。
2008年に起きたリーマンショックも経験していますし
イギリスのポンドと言う通貨が250円くらいから129円ほどに落ちた
その当時は眠れない日が続いたものです。
考えればあれから10年以上経っているのに今だにあの頃のレートには戻っていませんね。
恐ろしいことです。
さて、今回の記事では
FXのスワップポイントだけで生活するのって出来ないのかなぁ。長期投資と考えれば可能な気がするんだけど。
と言う疑問についてお答えしていきたいと思います。
はっきり言って、甘い話はありません。
どれくらいスワップポイントで稼ごうとするのかが危険か教えて差し上げましょう!
では行きます!
以前のFX関連の記事などは夫婦のことカテゴリ内の『資産運用』からどうぞ!
FXやスワップポイントの意味について。
FXとは「外国為替保証金取引」と言い
要は2通貨の差額で利益を出す投資法ですね。
分かりやすく言うと1ドル「100円」の時に購入し、「101円」に売れば利益になりますし「99円」に売った場合は損益になります。
それに加え「売買した金額の差」の他に「金利差調整分」と言うものがありまして
スワップポイントと呼ばれるのはこの「金利差調整分」になります。
要は「2国間の金利差」から得られる利益のことです。
今現在日本の金利は定期預金金利でも0.01%ととても少ないですが
日本のような低金利通貨を売って、豪ドル(オーストラリアドル)のような高金利通貨を買うと
金額は大きくはないですが、金利の差額を毎日受け取ることができるわけです。
外為どっとコムによると1万通貨(10Lot)あたりスワップポイントは
1日あたり74円と表記がありますので
10万通貨を所有していると単純計算で月に740×30で22940円にもなります。
※画像は2019年7月7日時点。
参考サイト:外為情報ナビ|外為ドットコム。
これだけ聞くとスワップポイントは非常に魅力的に映りますよね!
と思うかもしれません。
ですが、こちらには大きな罠が隠されているんですよ。理由を説明します。
FXの『スワップポイント狙い』はダメ!その理由を説明します!
では「スワップ狙い」がいかに失敗の元かと言うと理由は3つありまして
①塩漬け前提の投資法だから。
②大きな為替変動があった場合にカバーしきれないから。
③高金利通貨は為替変動も大きいから。
と言う理由です。
スワップ狙いは「塩漬け前提」の投資法だから。
いわゆるスワップポイントをもらい続ける「スワップ狙い」と言うのは
ポジションを持ち続けなければ意味がありませんよね。
本来FXと言うのは、上がった時には利益として計上し
下がってしまったときにはちゃんと損益として損きりする事が前提です。
失敗したトレードはきちんと反省をして、次に生かさなければならないのに
利益だけ決済してマイナスの分だけは残していたら
あっという間に口座がマイナスポジションで埋め尽くされてしまいます。
いわゆる「塩漬け」の状態です。
その間はスワップポイントは入ってきますが
少ない証拠金で月に数万円のスワップをもらう為にはレバレッジをかけていますので
あっという間に
ひたすら上がるのを待つ「お祈り投資法」の出来上がりです。
※レバレッジとは担保となる手元の資金(取引保証金)に何倍もの金額の外貨を取引できること。
大きな為替変動があった場合にカバーしきれなくなる。
そんなマイナスポジションがあふれた状態で大きな為替変動があった場合どうなるでしょうか?
最初は1万円だったマイナスが5万円になり、10万円になっていきます。
と思っても後の祭り。
1万円で損切り出来なかったのに
どうして10万円になったマイナスを決済出来るようになるのでしょうか?(汗)
ひたすら「上がってないかな?」と携帯電話でチャートを見続ける
眠れない日々の始まりです。
FX投資で失敗する人のほとんどがスワップでカバーする「入金投資法」
そしてそんな「お祈り投資法」を実践している口座は次にどういった段階を踏むかというと
口座がロスカットされないように
新たなお金を口座に入金する「入金投資法」の段階に入ります。
ロスカットとは
お客様の資産を守る観点から、証拠金維持率が100%以下になると全ポジションが自動的に決済されます。
参考サイト:みんなのFX
ロスカットされてしまうと、積みあがったマイナスのポジションまで決済されてしまうため
口座全体の金額を上げようと追加で入金をしていきます。
まるで真綿でどんどん首を絞められるように証拠金維持率は下がっていく…
そして最後には
貯金全てを入金した状態でロスカットされてしまうわけです。
最初は小額の100万円しか口座に入れないと決めていたのに
多くの金額をやられてしまう人が続出したのはこういった理由からです。
2008年ごろのリーマン・ショックでスワップ派は全滅した。
そしてみなさん考えることは一緒でした。
むしろリーマンショックが起こる2007年以前、今より沢山FXをやる人口は多く
その頃の方がスワップ派の方はたくさんいて
有名な方で
「日本で一番ポンドを持つ男」と呼ばれていた人もいました。
高金利のポンドの買いポジションほど1億ポンド持ち
(当時の為替レートで計算すると250億円ほどの取引量。)
10億円が2か月で吹き飛んだ会社の社長さんもいました。
参考サイト:10億円の資産が2カ月で消えた理由
ですが、あの頃のスワップ派の方々は誰も生き残ってはいないでしょう。
リーマン・ショックで全て焼き尽くされてしまいましたし、これからだってどうなるかは分かりません。
スワップをもらい続けると言うことは
ポジションを持ち続けなければならないこと。
どんなに下がっても、どんなに辛くてもです。
あの頃の教訓を、僕らは忘れてはならないと思います。
トルコリラなどの高金利通貨でスワップ狙いは自殺行為に近い!?
ここ最近の話でも、トルコリラのような通貨が高金利を流行ってましたが
2018年くらいに大きな変動があり、やはり同じようなことが起きています。
トルコがクーデターの為1日で2割も価値が下がり
スワップ派の人たちに不幸な事が起きました。
基本的に高金利を謳っている国の情勢は不安定です。
「有事の際の円買い」とは投資の世界ではよく言われていることで
日本の情勢はまだまだ世界的に価値があるとみられています。
やはり、スワップと言うのはFXで取引を行う上でおまけ程度に考え
きっちりと損切りや利益を確保して
無くなったとしても家計が破たんしない程度の資産で取引しましょう。
スワップを狙うならFXの自動売買の方が100倍マシだった!
そういった失敗を踏まえ
僕は2016年から現在にかけてFXの自動売買「CASH RUSH」と言うツールを使用しています。
名前だけ聞くと、すごい怪しい名前ですが(おい)
3年ほど使用していますが、まだマイナスになった日はありません。
それは通常のFX自動売買ツールとは少しタイプが違うためで
- ポジションは自動で決済してくれる。
- 入金投資法などせずに決められた金額で取引が可能。
と言う部分が非常に気に入っています。
上の話をすると「FXって怖いからやめておこう」と思うのは無理ないですが
リスクをきちんと知ったうえで取引すればそこまで危ないものではありません。
チャートも今では一日に1回見るかどうかで
自分のメンタルによってトレードがブレてしまう事も無くなったのです。
それでも、年利は20%~60%をキープ出来ているので非常に満足しています。
10万円程度のそこまで大きくない金額で始められるので
興味があれば関連記事も見てもらえればと思います!
関連記事>>>投資信託で大損をする前に絶対的にオススメな投資方法を教える!
まとめ
さて、見ていただきましてありがとうございました。
FXのスワップポイントで失敗する人は多く、僕もそのうちの一人でした。
FXで莫大な収益をあげられるような天才でもなく、僕は失敗をして学び
そこから這い上がっていくタイプなんだなと理解できたのも
昔の経験があったからこそ。
いつかは「元が取れた!」と思えるように
これからも楽しくブログで発信していければと思います!
今回はこの辺で!馬男でした!
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